PC上の自分用Ubuntu日本語デスクトップ開発環境サービスを作る(Vagrant+VirtualBox)
本記事では、Windows10 PC上のVirtualBoxとVagrantを利用し、開発環境の構築作業と利用を明確に分離することで、開発に必要な時だけ仮想マシンを利用するようなUbuntu日本語デスクトップ開発環境サービスを考えます。 【目次】 [1]はじめに [2]開発環境のサービス化へ (1)「モノ」から「コト」へ? (2)必要な時だけ使える開発環境 [3]ローカルPC上のサービス実現技術(Vagrant+VirtualBox) (1)VagrantのBOXを利用して環境構築する利点 (2)Vagrantを利用する欠点? [4]自分用開発環境サービス (1)サービスを利用する側(開発作業)のシナリオ (2)サービスを提供する側(BOX作成)の考え方 (3)サービスを提供する側(BOX作成)の作業手順 (4)要点のまとめ [5]Ubuntu日本語デスクトップ開発環境サービス (1)概要 (2)UbuntuのベースBOXから日本語デスクトップ環境のBOXを作成する (3)日本語デスクトップ環境のBOXから開発ツールを追加したBOXを作成する (4)BOXから開発用仮想マシンを作成して開発作業を行う [1]はじめに 開発系の仕事をこなしていくと、現在開発中のものからメンテナンス期のものまで、いろいろな開発環境が必要になってきます。それぞれの開発環境は、OSレベルの違いから、開発言語、ミドルウェア、そしてそれらのバージョンも異なることもありますし、開発中の製品でも複数の製品バージョンが存在したりします。 ちなみに、ここでいう開発環境とは、個別のコード管理やビルド、テストツールというより、開発者がプログラムの作成やデバッグ、テスト実行を行ったり、様々なツールを利用できるローカルPC上のデスクトップ環境のことです。 今の時代(あるいはプロジェクト)が求める要求に応じた技術を利用するためには、今の開発環境が必要になります。一歩先の技術を知るためには、今とは異なる環境が必要になるかもしれません。さらに、過去のプログラムのメンテナンスや移行を行うために、過去の開発環境を再現したくなります。 開発環境は時代や要求に応じて変わってくるものと思いますので、結果として多様な開発環境を管理する方法が欲しくなります。 皆さんは、このような複数の開発環境をどのように管理されているの...