Firebase Local Emulator Suite の Functions で FriendlyChat の Vision API や FCM を試してみる
本記事では、Firebase Local Emulator Suite の Functions Emulator を利用してWeb版 FriendlyChat のコードラボにある Vision API(セーフサーチ)や FCM の機能を試してみます。 【目次】 [1]はじめに [2]概要 [3]実行環境の準備 (1)料金プランを従量課金制(Blaze プラン)に移行 (2)Vision API の有効化 (3)ImageMagick のインストール (4)サービスアカウント [4]Functions プログラムの準備 (1)ソースコードとプロジェクトディレクトリの準備 (2)依存パッケージのインストール (3)Vision API を利用するための検討 (4)Storage Emulator からダウンロードするための検討 (5)Vision API と Storage Emulator に対応するコード例 (6)ロケーションの変更コード [5]FriendlyChat を Local Emulator Suite で実行 (1)起動方法 (2)動作確認 [6]Firebase にデプロイして実行 [1]はじめに 本記事は、前の記事『 Firebase Local Emulator Suite で Web版 FriendlyChat を動かしてみる 』の続編です。 前の記事では、以下の Web版 FriendlyChat を作るコードラボを取り上げました。 (前回のコードラボ=>)FirebaseWebコードラボ https://firebase.google.com/codelabs/firebase-web#0 このコードラボは、クライアントアプリから Authentication、Firestore、Storage を利用してリアルタイムチャットアプリを作成します。そして、その完成版コードを利用して、Local Emulator Suite で動かしました。 このコードラボには続編があります。本記事はこれを取り上げます。 (今回のコードラボ=>)Firebaseのクラウド機能 https://firebase.google.com/codelabs/firebase-cloud-functions#0 続編である今回のコードラボで...